まるみのある音を出す手くびのつかい方
ピアノ奏法の基礎より ~まるみのある音を出す手くびのつかい方~
丸みのあるよい音をだすためには、てくびが大きな役割を はたすということはご存知でしょうか?
自動車にたとえて説明しましょう。 ガタガタ道を超スピードで走るとき、もしも車にショック・アブソーバー(衝撃吸収装置)がなかったら、 それはひどい乗り心地になりますね。 乗っているひとは、体をそこら中にガタガタぶつけて、死ぬ思いをすることでしょう。 しかし そのガタガタ式なひき方こそ 大勢の生徒がピアノのうえでやっていることなのです。
ピアノの演奏にとって、 指先の肉のクッションが空気の入ったタイヤなら 手首は、バネや ショック・アブソーバーにあたります。 したがって、手首に力を入れてかたくすると、音はガタガタになり、美しい音を出すことは不可能になってしまいます。゚(゚´Д`゚)゚。
手首は常に!柔らかく保たなければ なりません。
手首のバネを使えば使うほど、音の硬さはとれて、丸みのあるキレイな音になるのです。 かたい手首こそ、汚い音をつくる原因となります。
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